eBay輸出ベストオファーについて～設定方法まで～

こんにちは！まつのきです。

私は現在eBay輸出で生計を立てています。

世界の方々から喜ばれるeBay輸出の良さを、より多くの日本の方に知ってもらいたいと思い発信しています。

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■「Best Offer（ベストオファー）」とは？
■ベストオファーを活用すべき商品
■ベストオファーの設定方法
■まとめ

■「Best Offer（ベストオファー）」とは？

ベストオファーとは、eBay内で行える「値段交渉」のことを指します。
即決価格から、いくらまでの値引きなら対応可能かを、設定することができるシステムです。

ベストオファーが設定されている商品は、バイヤー（購入者）が価格交渉を申し出ることができます。
セラー（販売者）との交渉でまとまれば、その金額での落札が可能となります。

同じ商品が、同じ値段で出品されていたら、ベストオファー設定された商品の方が、値段交渉ができるので、選ばれる確率が上がります。
そのため、上手く利用すれば、売り上げ向上が期待できます。

しかし、すべての商品にベストオファーを設定するのはおすすめしません。
理由は次で解説していきます。

■ベストオファーを活用すべき商品

ベストオファーを設定すると効果的な商品を4つご紹介します。

1．出品数の多い商品
2．相場がない1点モノ、高額商品
3．ベストオファーにて売れているもの
4．希少品の無在庫商品

ひとつずつ解説していきます。

1．出品数の多い商品

多く出品されている商品では、バイヤーはなるべく安く購入したいと考えるので、同じ価格で出品されていた場合、価格交渉できる方を選ぶ傾向にあります。

ライバルとの差別化を図ることで、選ばれやすくなすので効果的です。

このとき、他のセラーもベストオファーを設定していた場合、それより安くなるように設定するといいです。

2．相場がない1点モノ、高額商品

出品数が少ない商品は、相場を把握しにくいので、即決価格を高めにし、ベストオファーを設定することをおすすめします。

こうすることで、価格交渉しながら、相場を探ることができます。

3．ベストオファーにて売れているもの

商品をリサーチする際、ベストオファーにて購入されているものは、こちらもベストオファーを設定した方が、売れやすくなります。

ベストオファーを設定するか迷った時は、他のセラーがどうしているのかをリサーチしてみましょう。

4．希少品の無在庫商品

無在庫商品の場合、落札されてから在庫入手できなかった！というトラブルに注意が必要です。

そのため、無在庫商品にベストオファーを設定しておけば、交渉中に在庫の入手、確認ができるので便利です。
もし、商品が用意できなかった場合、オファーを断ることができるので、在庫切れキャンセルを防ぐことができます。

しかしこの方法は、万が一の場合に備えてなので、基本的には在庫が確保できるよう商品を出品しましょう。

■ベストオファーの設定方法

①出品画面から「Price」の項目の「Best Offer」をチェック。

②その下のどちらかをチェックし、金額を入力。
2つの設定の違いを解説します。

【Automatically accept offers of at least】
→オファーを自動承認

こちらは、設定した金額以上のオファーが届いた場合、自動承認され、落札可能となる設定です。
ですので、入力する金額は、即決されて良い金額にしましょう。

【Automatically decline offers lower than】
→オファーを自動拒否する設定

こちらは、設定した価格よりも下回る金額でのオファーは、自動で拒否される設定です。
自動拒否された場合、こちらに通知がくることはありません。
ですので、入力する金額は、オファー可能な最低金額となります。

Accept offersとdecline offersのどちらかだけの設定も、両方設定することもできます。

バイヤーのなかには、破格な金額でオファーしてくる方もいるので、その都度、値段交渉の対応をするのは大変です。
そのため、片方だけを設定する場合は、decline offers（自動拒否設定でのオファー可能な最低金額）を設定することをおすすめします。