こんにちは!まつのきです。
私は現在eBay輸出で生計を立てています。
世界の方々から喜ばれるeBay輸出の良さを、 より多くの日本の方に知ってもらいたいと思い発信しています。
詳しいプロフィールはこちらになります。
お買い物をするとき「少しでもお得に購入したい」というのが顧客心理ではないでしょうか?
eBay輸出では割引クーポンをバイヤーに配布することができます。
それにより初回購入のハードルを下げたり、リピーターの獲得や客単価アップが期待できるのです。
そこで今回は、クーポンの発行方法と発行するメリットについて解説していきます!
■eBayクーポン(Coupon)とは?
eBayのクーポンはストアを契約しているセラーが使える機能の一つです。
バイヤーに送付、商品ページで配布などが可能で、通常よりお得に買い物してもらうことでセラーの売り上げアップにつながります。
eBayのクーポンは、もちろんシンプルな割引も可能ですが、条件を細かに設定することもできます。
目的に合わせて発行することで効果を発揮しますので、ぜひ使えるようになっておきましょう。
■クーポンを発行するメリット
eBayでクーポンを発行するメリットは以下の5つです。
・リピーターの獲得ができる
・オリジナルのクーポンが発行できる
・見込み客にアプローチできる
・バイヤーがまとめ買いしやすくなる
・値引き交渉やクレーム対応の一つとして使える
詳しく解説していきます。
【リピーターの獲得ができる】
一度購入してくれたバイヤーにクーポンを発行することで、リピーターになってくれる確率が上がります。
eBayでの取引が終了してから感謝の気持ちとともにクーポンを発行することで、次回のお買い物につながりやすくなりますよね。
バイヤーが使いたくなるようなクーポンにしていくことも大切です。
【オリジナルのクーポンが発行できる】
eBayのクーポンは、発酵時に細かく条件の設定ができます。
例えば、
・5%OFF
・3つ以上で10%OFF
・100$以上の購入で全体の金額から10%OFF
のように条件を設定し割引することも可能です。
他のセラーとの差をつけたり、独自の割引プランなどを作ったりして、見込み客や既存客にアピールしましょう。
【見込み客にアプローチできる】
「Send Offer」というプロモーション機能と併用することで、Watchをつけてくれているバイヤーにクーポンの配布が可能です。
Watchをつけているバイヤーは購入意欲が高めの傾向にあり、この層にアプローチできると成約率を高めることができます。
購入意欲があるバイヤーにクーポンを配布し、顧客を獲得していきましょう。
【バイヤーがまとめ買いしやすくなる】
eBayバイヤーの中には、もう一つ迷っている商品があったり、少し高いから他のセラーから購入を検討中の方もいます。
そんな方に「○以上の購入で使える」「○個以上購入で使える」といった条件付きのクーポンを発行すれば、まとめ買いにつながる可能性があります。
輸出では新規顧客を1人獲得するよりも、既存客の単価を上げる方が簡単です。
まとめ買いや高額商品を購入いただくチャンスにもなりますので、上手く使っていきましょう。
【値引き交渉やクレーム対応の一つとして使える】
クレームといっても、全額返金のような大きなクレームから、少し傷が付いていたから一部返金してほしいみたいなクレームまでさまざまですよね。
「一部返金」の場合であれば、バイヤーとよく話し合った上でクーポン発行で解決したり、「一部返金+クーポン」で解決することがあります。
在庫切れの場合は、在庫切れの理由をバイヤーに説明した後に代替品を提案し、10%OFFのクーポンを一緒に発行すると「逆に安く買えてよかった」と喜ばれることも。
クレーム対応はバイヤーとのコミュニケーションが大切です。
バイヤーの気持ちを汲みながら、クーポンを上手く取り入れていきましょう。
■クーポンを発行するときの注意点
eBayのクーポンは嬉しい効果が見込める販促方法ですが、使い方を間違えると逆効果になる恐れがあります。
クーポンを発行する場合の注意点は以下です。
・バイヤーを限定する
・予算にを決めてクーポンを発行する
・バイヤーが使いたくなるような工夫をする
・集客をクーポンのみに頼らない
一つずつ説明していきます。
【バイヤーを限定する】
クーポンはむやみに発行せず、配布するバイヤーを限定することが大切です。
使いすぎると効果が薄れるため、限定して発行しましょう。
最近購入がないバイヤーや、初めてのバイヤーに対してのクーポンは効果が期待できます。
【予算にを決めてクーポンを発行する】
クーポンを発行するときは、しっかり予算を決めておきましょう。
いくらバイヤーにとって魅力的なクーポンでも、発行することで赤字になってしまっては意味がありません。
クーポンは販売促進に効果的ですが、その分本来得られる利益が減ってしまいます。
ですので、クーポンの予算はしっかり考えて決めておきましょう。
【バイヤーが使いたくなるような工夫をする】
バイヤーにとってお得なクーポンを発行したとしても、毎回同じような内容では効果が薄れてきます。
購買意欲を高める工夫の例として、
・使用期限を決める
・利用条件を決める
・使える商品のジャンルを変えてみる
のようなものがあります。
ストアの特性もありますので、どのようなクーポンの反応がよいのかいろいろ試してみましょう。
【集客をクーポンのみに頼らない】
クーポンの効果が魅力的でも、そればかりに頼るのは危険です。
クーポンを頻繁に発行してしまうと、安くしないと売れなくなってしまう恐れがあります。
リピーターになってもらうための工夫は他にもたくさんありますので、工夫していきましょう。
■eBayクーポンの発行手順
ここからはクーポンの発行手順をお伝えしていきます。
①クーポン発行画面をひらく
「Seller Hub」→「 Marketing」→「promotions 」 と進みます。
さらに「Create a promotion」→「Coupon」と進むとクーポンの発行画面です。
②クーポンを設定
クーポンコードでの設定は下記の2つです。
・クーポンコード
クーポンコードはバイヤーが商品購入時に入力するコードです。英文字・数字などを組み合わせて、最大15文字まで指定可能。
・クーポンネーム
クーポンネームはクーポン管理用の名称。
クーポンネームは、後で発行したクーポンの内容がわかるようなものにしましょう。
③クーポンの公開範囲を設定
「Private coupon」は個別にクーポンを発行し、もらったバイヤーがコードを入力し割引を受けるクーポンです。
「Public coupon」は商品ページにクーポンコードを記載し、誰でも割引を受けることができるクーポンです。
④クーポンの割引タイプを設定
左下の「Show more」をクリックすると、より詳細な割引率を設定できます。
⑤クーポンの使用上限を設定
クーポンの使用上限は3つあります。
・Maximum savings(割引上限金額)
1回当たりの購入で使用できるクーポンの上限金額を設定。
・Maximum redemptions(使用可能回数)
クーポンを使うことができる回数を設定。「No Limit」を選ぶと上限なしで何度でも使用可能。
・Set a budget(割引予算)
クーポンで割引する予算を設定。設定した金額を上回った場合はクーポンが一時停止される。
割引しすぎて利益が出なかったという事態に陥らないためにも、上限はしっかり決めておきましょう。
⑥割引対象方品を設定
どの商品に対してクーポンを発行するか決めていきます。
該当するものから選択しましょう。
・All inventory—全商品
・Specific eBay categories — eBayカテゴリで選択
・Specific store categories — ストアカテゴリで選択
・Specific items — 商品ごと選択
⑦メッセージと写真を設定
発行するクーポンの写真と説明を設定しましょう。
バイヤーがクーポンをみた時にすぐわかるような文章を入れておくと効果的です。
⑧クーポンの開始日と終了日を設定
クーポンの使用期限を設定していきます。
「Schedule start date」にチェックを入れるとクーポンの開始時間と終了時間を設定できます。
チェックを入れない場合はクーポンの終了時間を設定できます。
⑨クーポンの発行と確認
最後にクーポンの設定をプレビューで確認します。
設定した内容に問題がなければ、「Launch coupon」をクリックするとクーポンが発行されます。
■まとめ
eBayのクーポンは手軽に使えてリピーター戦略にもなるため、使わないのは損です。
しかし、あまり使いすぎると利益が減ってしまったり、安くしないと売れなくなってしまうため注意が必要です。
クーポンは戦略的に発行することで効果を発揮します。
ライバルセラーがどのようにクーポンを発行しているのかも、ぜひリサーチしてみてくださいね!
最後までお読みくださりありがとうございました。
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