中古品販売VS新品販売~どちらがおすすめ?~

ebay戦略

こんにちは!まつのきです。

私は現在eBay輸出で生計を立てています。

世界の方々から喜ばれるeBay輸出の良さを、 より多くの日本の方に知ってもらいたいと思い発信しています。

詳しいプロフィールはこちらになります。

eBayは世界最大のオークションサイトで、新品の商品だけでなく、中古の商品も多く販売されています。

eBayを始めたばかりの方は、これからどんな商品を扱っていくかなど販売戦略に迷われる方もいるのではないでしょうか。

商品と言ってもさまざまですが、まずは「中古品or新品」という大きな分類で販売戦略がわかれます。

結論として、私は「中古品販売」をおすすめしています。

そこで今回は、中古品販売と新品販売それぞれのメリットとデメリットについて詳しく解説していきます!

■中古品販売のメリット

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・利幅が取りやすい

中古品販売の最大のメリットが、利幅が出やすいということです。

新品の商品の場合は定価が決まっており、小売店の価格相場が決まっています。

そのため商品の価格差が出にくく、日本と海外で大きな価格差があっても他の出品者が販売をすることで価格差がなくなっていきます。

中古品の場合は定価がなく、商品の状態や、売り手の都合などによって仕入れの相場がバラバラのため、価格差が出やすいです。

最近ではフリマアプリでも中古品が多く販売されているため、仕入れにも困ることはありません。

・eBayと相性が良い

世界においては、中古品を買うならeBay、新品ならAmazonという傾向があります。

もちろんAmazonで中古品も売られていますし、eBayでも新品が売られています。

しかし、利幅の取りやすい高単価の中古品はAmazonではあまり売られておらず、eBayの方が競争力が強いのです。

中古品は同じモデルでも商品の状態がバラバラのため、丁寧な商品説明が必要です。

eBayは商品説明のページを柔軟に作ることができ、バイヤーに商品の状態を細やかに伝えることができます。

対してAmazonは、既にある商品カタログに自分の商品の売値と短い説明の登録で出品できてしまうため、中古品の競争力がやや劣ります。

それにより「中古品ならeBay」という認識がマーケットにはあるのです。

・中古品を販売している人が少ない

最近では日本でもeBay輸出をはじめる方が増えてきました。

ただ出品している商品は新品が多く、中古品を販売しているセラーはまだ多くありません。

新品は手軽に出品ができますが、中古品の場合は商品状態の確認や、写真の撮影など新品よりも手間がかかるためです。

また別の理由として、中古品の出品には古物商の免許が必要になってきます。

しかしその手間をかけるだけでライバルが少なくなり、新品よりも利益を出すことができるのです。

・価格競争に巻き込まれにくい

ネット上で新品を販売する場合、誰が販売してもそれほど変わりません。

商品写真はメーカーが案内に使っているもの、商品説明はメーカーのホームページからの転載がほとんどです。

そのため、多くの競合が価格を下げて勝負することになり、価格競争に巻き込まれてしまうのです。

しかし中古品は、同じメーカーの同じ商品でも外観や機能の劣化、それまでの使われ方によって品質に違いがあります。

写真を他のセラーよりも綺麗に撮ることで、商品価値を引き立てることも可能です。

また、生産終了したモデルでも人気のある商品は、時間が経過するほどに希少価値が高まり、発売当初の定価を超えることも珍しくありません。

こうしたチャンスが生まれるのも、中古品を販売する魅力の1つです。

■中古品販売のデメリット

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・検品が必要

中古品は使用にともなって一定の傷みや機能上の不具合が生じることがあり、扱う商品によっては、細かく検品する必要があります。

カメラであればレンズのほこりやカビはないか、シャッター回数、バルサム切れはないか。

ゲームソフトであれば問題なく起動するか、洋服であれば汚れやシワはないかなどです。

検品は商品のカテゴリによって全く異なりますが、慣れてくると短時間で終わります。

多少の手間はかかりますが、他のセラーは敬遠するため、その分大きな利幅が得られるチャンスと言えます。

・知識が必要

検品するにあたって、操作方法や主要な機能など多少は知識が必要なため、最初は大変かもしれません。

しかし、扱う商品のカテゴリを絞り込むことで、一定期間の練習により克服していけます。

・中古品は新品よりも返品が多い

新品の商品と比べると中古品は返品が多いです。

扱う商品にもよりますが、しっかり検品しても不具合が出る可能性はゼロではありません。

商品状態の認識のズレをなくすためにも、検品と商品説明は丁寧に行いましょう。

返品があったとしても、中古品は利益率が高いため販売の合計でプラスになっていれば大丈夫です。

どのような商品を扱っても返品は必ずあります。

数品の返品を恐れて中古品を避けるよりも、多少のリスクを負って販売することをおすすめします!

■新品販売のメリット

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・無在庫販売との相性が良い

eBayでは無在庫販売が可能で、新品を扱うセラーは無在庫販売を行う方が多いです。

また、無在庫販売は資金負担なしでビジネスが始められますので、新規参入しやすいのも特徴です。

・深い商品知識を求められない

新品の商品は、届いたものが壊れているということも殆どなく、検品なしで販売することが一般的です。

また、新品を無在庫販売する場合はとにかく多くの商品を並べ、商品を左へ流すだけのビジネスになりますので、深い商品知識はあまり求められません。

■新品販売のデメリット

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・格競争が厳しく、利幅が薄い

新品を扱うセラーは無在庫販売をする場合が多く、まとまった資金が必要ありません。

そのため参入障壁が低くなり、ライバルが増えやすいというデメリットがあります。

また、中古品と違って売り方に工夫の余地がなく、差別化が難しいです。

価格を下げるくらいしか差別化の方法がないため、結果的に利幅が薄くなるというデメリットが生じます。

・値崩れしやすい

新品の商品は、人気になればなるほどシリーズ化やモデルチェンジされていきます。

古いモデルの商品は新品であっても値下げされますので、新品は在庫を保有し続けること自体が、商品価値の下落というリスクになるのです。

これは新品を扱う大きなデメリットとなります。

・薄利多売で消耗する

他でも述べてきたように、新品は薄利での商売となり、利益を大きくしようとすると必然的に薄利多売になります。

たくさんの商品を出荷する必要があり、流通業務が多い割に稼げないのはデメリットと言えます。

外注化などで作業負担を減らすことはできますが、そもそも利幅が少ないため、相対的に外注費の負担が大きくなってしまいます。

■中古品を販売するときの注意点

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・仕入れ時の商品の状態に注意

仕入れをする時には商品の状態に注意が必要です。

特に、インターネット上で仕入れをする際は、写真で商品の状態を判断します。

仕入れようとしている商品があれば、あらゆる角度で確認をするため1枚ではなく複数枚の写真がある商品を選びましょう。

もし写真が1枚しかなければ、出品者に連絡をして写真の追加を依頼するのもありです。

・バイヤーとの商品状態の認識の違いに注意

バイヤーとの間で商品の状態に認識の違いがあると、返品になりかねません。

全額返金の対応となると、大きな損失になってしまいます。

海外の方と日本人の中古品の感覚を比較すると、基本的には日本人の方が中古でも綺麗な状態の商品であることが多いです。

そのため、過剰に心配する必要はありませんが、出品時には写真を複数枚使い、商品の状態は細かく記載しておきましょう。

■まとめ

eBayの市場の特徴から考えても、中古品を扱わないのはもったいないです。

中古品販売に対してハードルを感じる方も多いかもしれませんが、まさにそれが差別化のポイントなのです。

また、中古品販売はリサーチ力を鍛えることでさらに売り上げアップが期待できます。

いつも新品しか販売していない方は特に、中古品の販売を検討してみてくださいね!

最後までお読みくださりありがとうございました。

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