こんにちは!まつのきです。
私は現在eBay輸出で生計を立てています。
世界の方々から喜ばれるeBay輸出の良さを、 より多くの日本の方に知ってもらいたいと思い発信しています。
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eBayで使われる、返信用ラベルとは何か知っていますか?
返信用ラベルとは「リターンラベル」ともいわれ、返品リクエストがきたときに作成するラベルのことを指します。
このラベルを使用し、バイヤー(購入者)に返品してもらうことができます。
通常リターンラベルは、アメリカセラー(販売者)以外は利用できません。
しかし「ZipX」を利用すれば、日本人セラーでもリターンラベルを作成することが可能です。
今回はZipXとはどのようなサービスなのか、実際の使用方法について分かりやすく解説します。
■ZipXとは
引用元:ZipX
ZipXとは、海外転送プラットフォームです。
海外から日本あての返品配送サービスを提供しています。
手続きが簡単なので、返品対応に手間がかかり困っている方におすすめのサービスです。
■ZipXの特徴5つ
ZipXには、具体的にどのような特徴があるのでしょうか。
以下のような5つの特徴が挙げられます。
1.返送ラベルを日本で発行できる
2.登録した日から利用可能
3.バイヤー(購入者)とのやりとりが少なくて済み、返送作業の軽減
4.返品された商品の状態を確認できる
5.PayPalの決済に対応可
ひとつずつ解説していきます。
1.返送ラベルを日本で発行できる
今までは、アメリカセラーしか返送ラベルを利用できませんでしたが、日本でも発行が可能となりました。
2.登録した日から利用可能
ZipXは誰でも登録でき、登録が完了するとすぐに利用可能となります。
使いたいときにすぐ利用できるので便利ですね。
3.バイヤー(購入者)とのやりとりが少なくて済み、返送作業の軽減
返品を希望しているバイヤーの情報を入力するだけで、簡単にラベルを発行できます。
ですので、今まで面倒であった返品・返金手続きが簡略化されるので、返送作業の軽減につながります。
結果として、バイヤーとのやりとりも少なくて済むのです。
4.返品された商品の状態を確認できる
返品された商品が現地のZipX倉庫に到着すると、中身の確認写真を1枚無料で送ってくれます。
そこで、商品の間違いや返品詐欺を防ぐことが可能です。
追加で写真が必要な場合は、1枚100円で追加でお願いできます。
5.PayPalの決済に対応可
ZipXはPayPalの決済に対応しているので、通貨を気にする必要がなく便利です。
今までの返金の手続きでは、海外バイヤーと取引する際、相手国の通貨に両替する手間がかかっていました。
しかし、PayPalで対応できることにより、直接銀行振り込みしなくていいので、スムーズな決済が可能となりました。
■ZipXの会員登録
では実際にまずは会員登録から行いましょう。
ZipXの公式サイトにアクセスします。
①公式サイトから「新規登録」をクリック
②メールアドレスと希望するパスワードを入力し、住んでいる地域を選択
③入力できたら「REGISTER」をクリック
※その後、再度メールアドレスとパスワードを入力する画面になるので、再入力すれば登録完了です。
■初期設定の登録
ZipXにログインし、初期設定の登録を行います。
【配送先住所の登録】
ログインすると以下の画面が表示されます。
最初は、返品商品を届けてほしい住所を登録します。
①「新しいアドレスを作成する」をクリック
②必要情報の入力
・First Name→名前
・Last Name→苗字
・Country/District→対象国(日本を選択)
・City→都道府県
・Address1→番地まで(戸建ての方はここまでの入力)
・Address2→建物名と部屋番号
・Phone→電話番号
・ZipCode→郵便番号
・Email→メールアドレス
※住所の入力は、海外発送の際と同様英語で入力します。
③入力が完了したら「保存」をクリック
■返送ラベルの発行方法
初期設定が完了したら、返送ラベルの発行が可能となります。
実際のラベル発行方法を解説します。
【米国国内ラベルの発行方法】
ここでは、もっとも返品依頼の多いアメリカを対象としたラベル発行の方法を解説します。
①メニューバーの「米国国内のラベル印刷」をクリック
②返品を依頼してきたバイヤーの情報を英語で入力
※「会社」の部分には、会社名がなければ相手の名前を入力しておきましょう。
③入力が完了したら「アイテムを追加」をクリック
④返品商品の情報の入力
・Packaging→荷物携帯
・Weight→重量
・Description→内容品名
・Insurance Amount(USD)→内容品額
・Length→縦
・Width→横
・Height→高
⑤入力が完了したら「確認」をクリック
⑥「ラベルを印刷」をクリックすると、自動で返送ラベルのPDFが発行される
⑦PDFで発行されたラベルをダウンロードするかスクリーンショットで記録しておく
※バーコード下の番号は、追跡番号として後ほど使います。
⑧返送ラベルの画像をバイヤーと共有
⑨eBayの「Upload your own label」で画像をアップロード
⑩必要事項の入力
・Select the shipping carrier→USPを選択
・Add the tracking number→ラベルのバーコード下の数字
■返品対応の注意点
商品を返信してもらう際に、バイヤーにお願いすべきことがあります。
①商品購入時の送り状とインボイスを、必ず荷物に同封してもらう
②梱包するダンボールなどの外側に「Return Shipment」と紙に記載し貼ってもらう
以上のことをバイヤーに必ず伝えてください。
■ZipXを利用するのにかかる配送料
ZipXを利用する際にかかる配送料は、荷物の重さで決まっています。
「実重量」と「容積重量」を比較して、重い方が適用されます。
容積重量とは、荷物の容積を重量換算した場合の重さです。
重さの端数はキログラム単位で切り上げます。
計算式は、以下の通りです。
(長さ×幅×高さ)/5000(cm)=容積重量(キログラム)
国ごとの配送料は以下で確認できます。
ZipX:配送運賃表
■ZipXのオプション作業による追加料金
ZipXでは、追加料金を支払うことでオプション作業をお願いすることができます。
オプションは以下です。
1.複数荷物の同梱
2.荷物の追加写真撮影手数料
3.保管料
4.保険料
ひとつずつ解説していきます。
1.複数荷物の同梱
ZipXでは、倉庫に届いた複数の荷物をまとめて発送してくれます。
追加料金は、550円/個です。
2.荷物の追加写真撮影手数料
ZipXでは、倉庫に到着した荷物の中身を、1枚なら無料で撮影してくれます。
追加で写真を依頼する場合は、100円/枚の手数料がかかります。
追加の撮影依頼は、メールで問い合わせが可能です。
3.保管料
ZipX倉庫に荷物が到着後30日間経過すると、1日経過するごとに保管料がかかります。
追加料金は、100円/日です。
なお、60日間経過し運賃の支払いがない場合は、荷物が破棄される決まりとなっているので、忘れないようにしましょう。
4.保険料
ZipXでは、発送される荷物について運賃のほかに保険料を支払い保険を付保することができます。
商品価格の範囲内で、最高200万円まで保険の付保が可能です。
損害要償額が1万円までは無料です。
1万円を超える場合は、1万円ごとに120円を加算した額が必要となります。
運送中の荷物の紛失や損傷など、万が一のために商品によって検討しましょう。
高価なものや壊れやすいものに保険をかけておくと安心です。
■ZipXを利用するうえでの注意点
ZipXを利用するうえで、押さえておきたい注意点があります。
それは、倉庫到着後6営業日以内に支払いを行わなければならないということです。
期間が短く設定されているため、場合によっては商品の中身を確認する前に支払わなければいけないケースも。
倉庫到着後6営業日以内に、支払いが完了するように準備しておく必要があります。
■まとめ
ZipXは、返送ラベル発行サービスで、スムーズな返品対応を可能にしてくれます。
日本でも返送ラベルが発行でき、作業も簡単なので、返送対応に手間をかけることなく作業の効率化を目指せます。
まだ使っていない方はぜひ活用してみてください。
最後までお読みくださりありがとうございました。
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